里頭プロフィール


《里頭》池田 卓矢


1980年大阪生まれ。大阪育ち。
29歳までは大阪の大都会で飲食や営業の仕事をしていた。
最終職歴はバーテンダー。

2010年の年明け、長野県で自給自足の暮らしをされている方との出会いをきっかけに、
「電気・ガス・水道がなくても生きてゆける暮らしづくり」をしようと決意。
同年、春に祖父が残してくれた40年間手付かずだった土地で開拓開墾から始め、ノウハウのない家づくりにチャレンジ。
約一年がかりで裏山の間伐材を使って小さな小屋を建てる。

その小さなお家から滋賀県高島市の暮らしが始まる。
そこから少しずつ田畑で食の自給にも挑戦。

エネルギーの自給も求めて勉強と実践と失敗も数々経験。
自分の実践の中から本当に使える!と思えるものを見付けていく。

薪ボイラー、太陽熱温水器、雨水タンク、木製サッシ、ロケットストーブや、歴史ある北欧の薪ストーブを設置し、今の暮らしに。
2017年には大きな古民家を移築してセルフビルドで建て、農家民宿とレンタルスペースをオープン。



たくさんの仲間と共にセルフビルド。

竹小舞を編んで土壁を塗ったり、12mの丸太の梁やケヤキの大黒柱を使ったり…
最近の建物によく使われる新建材(集成材やベニヤや石膏ボードなど)は一切使わず、
ほぼ土に還る自然素材のみで大きな二階建ての家を作り上げました。

(名称:志我の里 新館)

そこでは友だちの結婚式も二階メインホールでプロデュース。

「頼まれごとは試されごと」

今の生業は大阪時代とは打って変わって、全て未経験のこと。

家の増築・リフォーム、ガーデニング、薪ストーブ設置、イベント企画、木の伐採、自然エネルギーの活用など、何でも頼まれるようになり喜んで頂いた分の代価を頂き商いにしています。

「お金のいらない暮らし」だけでなく、食とエネルギーを確保する豊かさ(足るを知る)を沢山の人に知ってもらいたい。
ライフスタイル全てを提案できるジッセンジャー(実践者)として、みなさまの暮らしにプラスになる方法を共に考え歩んで行くきたいと頑張っています。