びわ湖に近い里山にあるゲストハウス『志我の里(しがのさと)』
2010年の春から、セルフビルドで母屋を建て、自然農で育てた大地の恵みをいただき、ゲストハウスに仲間が集うような場所を作りはじめていました。
そして、2016年に築60年の大きな古民家が壊されると聞き、その物件を自分たちの手で解体して運び出し、母屋の横の土地を拡げて、セルフビルド塾生と共に新館を建て、2017年4月に体験型の農家民宿をオープンしました。
建物の素材は、竹小舞を編んで土壁を塗ったり、12mの丸太の梁やケヤキの大黒柱を使い、最近の建物によく使われるような新建材(集成材やベニヤや石膏ボードなど)は一切使わずに建てたりしました。薪ストーブで料理をして暖をとり、お湯は電気を使わずとも太陽熱温水器や給湯式薪ボイラーで暖め、雨水タンクやディスポーザーなどの設備で、豊かな暮らしをしています。